女将の涙

いつものように開店準備を進めていると、「子供と一緒なんですが、行ってもいいですか?」という電話がかかってきました。若いお父さんらしき声。おこさまセットを出している当店がお断りする訳はないのですが、ちょっぴり悲しい気持ちに😢

「子供と一緒なんですが、行ってもいいですか?」って、何だか子供と入店することに難ありで、こちらに許可を求めているように聞こえるのです。ダウン症の特性なのか小柄なひとちゃんは、中学生になっても「小学生以下の入店お断り!」のお蕎麦屋さんで入店に難色を示されたことが数回あります。このお父さんもそんな経験があったのかなぁ~?と思うと悲しくなってしまうのです。でも、涙したのは、このことではありません。

自分の打った蕎麦を静かに味わって欲しいという店主の方であれば、「子供の入店お断り!」になるのだと思うので、それも十分に理解できます。ただ、当店は全く真逆です。子供大好きな女将は、またまた小さなお客様が来てくれることが嬉しくて、「もちろん大丈夫ですよ!」「是非お越しください!」「今なら空いていますよ!」と澄んだ声✨(年と共にだんだん低くなる声😢でも、嬉しいことが起きると、女将、声変わりするのです🤣)で対応いたしました。

お子様イスとかお子様クッションとか(当店、お子様用のイスなどを色々揃えております)を持ってお待ちしていると、お父さんと来たのは1歳位の男の子と3歳位の女の子。席が決まると、今度はお子様グッツ(使い捨てスタイ、お口拭き、麺切りハサミ、絵本の数々、お絵描きボード用チョーク)をお出しするのが流れです。お子様グッツに「なんでも揃っていて有難いです」と言って下さる方も多いです。

しかし、褒められると凹むのがドMの女将💦、かつ可愛いお子さんに悩殺され、お茶とお水をお出しするのを忘れるのです😢ここ数日、2度ほどやらかしました。「お茶をお注ぎしますね」とポットを持ってお客様の所に行って、お湯のみとコップがない・・・😅こんなドジな自分に涙したのでもありません。

店主がそのお父さんに呼ばれ、「すっ、すみません、何かやらかしましたか?」と内心思う女将💦「いいですよ!まだご飯ありますから・・・」と答える店主。なんでも、おこさまセットのおにぎりがとっても美味しかったらしく、女の子がもう一つ食べたいと言っていたそうなのです。お父さんも「追加のおにぎり代を払いますから、お願いします」と言って下さり・・・😱

女将、一瞬涙でした・・・😭料理は苦手で大嫌い!でもお蕎麦屋さんを開店するために、天職と思っていたコンサルタントを辞めて、半年間必死に通った料理学校での成果がこんな形で表れました👍おにぎりは、かやくご飯の物が多く、学校でたくさん作ってきました。子供がお世辞を言うとは思えないし、本当に美味しかったのだと思います。返しや出汁に力を入れている蕎麦屋のおにぎりなので余計に美味しかったのでしょうね😍思えば、おこさまセットで、蕎麦が残っていることはあっても、おにぎりが戻ってきたことはなかった・・・

最近はどれだけ小さいおにぎりを握れるかに挑戦していた女将ですが、この時ばかりは大きめに握って女の子に出しました。とっても嬉しそうにニコ~って笑ってくれて、可愛かったのなんのって・・・💛「おばちゃん、おにぎり屋さんにもなれるかな?」って聞いてみたら、「うん!なれるよ~」って太鼓判を押してもらいました。

お会計の時に、「あれ?おにぎりの分入ってませんけど」とお父さん。「まだ、おにぎりだけの価格は設定していないので、頂けないです」とお伝えしましたが、本当はとっても嬉しくて、お代なんて頂けなかったのです😭お父さんからは、「じゃあ、おにぎり屋さんを始められたら、その時にお支払いしますね」とエール✨を頂きました!!

🤣
このおにぎりが美味しかったらしいです。
蕎麦が残っても、おにぎりは残らないおこさまセット🤣

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